L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

⑮想起

つくしと、稑が向かい合わせで座り

夕食をとっている。

 

「稑、あなたバイト始めたって言ってたけど、

どんな仕事??」

 

「母さんには、まだ話してなかったっけ??

んー、まぁ会社の資料作りとか、雑務とか?

そんな感じかなぁ」

 

「どんな会社なの??」  

 

「サークルの先輩のつてで、紹介してもらった会社なんだけど、総合商社だよ。」

 

「商社??」  

 

「そ。普通じゃ、バイトなんて募集してないとこだし、ラッキーだった!!

しかも、商社の中でも、超優良企業なんだよ。母さん、知ってるかな??

花沢物産って、会社なんだけど。。」

 

 

「。。。。」

 

 

「ん?母さん、知らなかった??」

 

 

 

「あ。。ご、ごめん。ぼーっとしちゃって。。

疲れてるのかなぁ〜。

うーん、、、母さんは知らないなぁ。」

 

 

「そっか。」

 

つくしの様子を、

あまり気にも止めない稑は、

そそくさと食事を済ませ、自分の部屋に戻っていった。

 

「花沢類。。。」