L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

陸の部署に、玲人がやってきた。

 

「神崎さん??どうしたんですか?

次回のミーティングは、来週でしたよね??」

 

「ああ。君か。ちょっと、確認したいことがあったんだ、直接聞きたいと思ってね。」

 

 

「そうでしたか。僕でよろしければ、お答えしますよ。」

 

そう言って、2人はミーティングルームに入っていった。

 

 

 

 

 

「神崎さん、もしまた何かあればメールでもお答えします。」

 

 

 

 

「いや、親父から引き継いだ最初の仕事だし、

周りにナメられたくないからね笑

、、、今は、仕事に打ち込みたいんだよ。」

 

 

意味深な言葉に、稜は不思議に思った。

 

 

 

「そういえば、ご婚約されてるんでしたよね。

ご結婚もそろそろですか?」

 

 

 

 

「、、、、」

 

 

 

 

「あっ、イヤっ、すみません。調子に乗って余計な事を聞いてしまいました。」

 

 

「いや、いいんだ。。。先日、婚約者から

結婚の話を保留にしたいと言われたんだ。」

 

 

 

 

「あ、、、はぁ。そうだったんですか、、、」

 

 

 

 

「ようやく彼女も心を開いてくれてきたと思ってたんだけどね。。。やっぱり、政略結婚なんて、今時ないよね。」

 

 

 

玲人は、悲しそうな顔をして笑った。

 

 

 

 

 

「正直、僕のような立場の人間には、家のためにとか、、、そういうのってわからないです。」

 

 

 

 

 

「羨ましいよ、君たちが。

オレは、自分が神崎の家に生まれてきた事を、恨んだこともあるんだよ。。

昔、好きな女を、幸せにする事が出来なかったんだ。。。 

その時は、家という大きな存在に、人生を乗っ取られてるみたいに感じてた。。。

でも、やっぱり生まれ育った環境を、変えることは難しかったんだよ。。。」

 

 

「、、、僕には、その気持ちがわからないですけど。。。

本当に好きな人のためなら、何もかも投げ捨てるかもしれないです。」

 

 

 

 

「。。。若いね笑」

 

「感情だけで、生きていけたらどんだけいいか。でもさ、大人になるって、周りの事、自分以外の事を優先しなきゃいけない事もあるんだよ。」

 

 

 

玲人は、稜に、余計な話をして悪かったね、と

部屋から出ていった。

 

 

 

稜は、寂しそうな玲人の顔が忘れず、後ろ姿ずっとを見つめていた。

 

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