L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

「梓、あんた、結婚の話断ったってホント??」

 

 

 

久しぶりに、西門麗香と美作七海&葵海と集まっていた。

 

 

 

「えっー!?だって、相手って神崎HDの神崎玲人だったでしょー!!」

 

 

「ちょっと、神崎玲人っていったら、イケメンじゃないっ!?勿体なーい!!」

 

 

 

美作姉妹が、騒ぎ始めた。

 

 

 

 

「確か、お祖母様が話進めてたって聞いたけど?何か、気に入らなかったとか??」

 

 

 

冷静な態度で、梓に麗香が問いただした。

 

 

 

 

「うん、、、気に入らないっていうか、そういうのじゃなくって。。凄く優しそうな人なんだけど、やっぱり、その、、、結婚するっていうよりも、恋愛がしたいんだよね。。。」

 

 

 

「何それっ〜。だったら、神崎玲人と恋愛すればいいんじゃん!」

 

 

 

「神崎玲人だと、恋愛できないってこと??」

 

 

 

 

「う〜ん、何かね、詳しくは知らないんだけどあの人も過去に何かあったみたいで、恋愛とか信じてないみたい。。

とりあえず、自分が夢中になれる人、そういう恋愛をしてみたいの。」

 

 

 

「司パパは?何か言ってた?」

 

 

 

 

「うん、、お前の人生だから、お前が選べって。」

 

 

 

「、、、そう。」

 

 

麗香は、言葉少なげに答えた。

 

 

 

 

「で?誰かいるの??」

 

 

美作妹が、鋭くつっこんだ。

 

「えっ??」

 

 

 

「えっ、じゃないわよ。

誰かそういう人がいないと、啖呵きって結婚話なんて断れないでしょ??

誰か、そういうふうな人がいるんでしょ??」

 

 

 

経験豊富な美作姉が、続けた。

 

 

 

「うん、まあ。。。この間から、付き合ってる人はいるかな??」

 

 

 

 

「ちょっとー!!!それを早く言いなさいよー!

誰?誰なの??私達の知ってる人??

今日は、たっぷり聞かせて貰うわよ。」

 

 

興奮気味の3人に、囲まれる梓だった。