L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

「稜、ちょっといい??」

  

 

 

「ん、何??」

 

 

 

 

「あなたに、話しがあるの。」

 

 

深妙な顔つきのつくしを不思議に思いながら、稜は座った。

 

 

 

「母さん、今日来た道明寺さんとのお付き合いは賛成できないの、、、」

 

 

 

 

「えっ??何で?だって、あんなに会うの楽しみにしてたし、実際、楽しかったでしょ??

彼女、何かした??」

 

 

 

 

「彼女は、とても素敵な人だと思うわ、、、。けどね、私達とは、住む世界が違うの。

わかるでしょ??何もかもが違うのよ。」

 

 

 

 

「そんなの、最初からわかってるよ。」

 

 

 

 

「わかってない。友達だったら、何も言わない。でも、お付き合いするのは、あなた達が辛いだけ。。」

 

 

 

 

 

「母さん。どうしたの??こんな事言われるの初めてだよ、、、。何で??」

 

 

 

稜の質問に、黙ったまま俯くつくしだった。

 

 

まさか、道明寺の娘と、稜が付き合っているだなんて、夢にも思っていなかった。

 

道明寺とは、10数年前、ばったり会ったっきり。

自分はおろか、子供同士に接点なんてないはずなのに。。。

 

どうして、こんな事になっているのか、、、。