L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

授業を終えて、帰ろうと大学入り口に向かった。

 

!!

 

目の前に、見覚えのある制服姿の女子高生が立っていた。

 

えっ!?
まさかっ。

 

そう思いながら、走り出した。

 

 

「おいっ!!こんなことで何してんだっ!!」

 

 

びっくりした様子の梓。

 

「あっ~!!っやっぱりいたんですねっ!!」

 

嬉しそうに叫ぶ。

 

 

「じゃなくて、何でこんなとこにいんの?」

 

 

「あの、、、その、ここの学生だって聞いたから、来ちゃいました。」

 

 

「えっ??なんで??」

 

 

聞かれた理由を答えられないまま、話をそらす。

 

 

「そういえば今日はお休みだって、さっきお友達から聞いたんですけど。。。」

 

 

「え?オレいたよ。誰だよ、そんな事言うヤツ。」

 

 

でも、まあいいっか、と思いながら、一緒に駅に向かって歩き始めた。

 

 

「そういえば、お互いちゃんと自己紹介してなかったね。」

 

 

「そっか。私は、道明寺梓、英徳学園の1年です。」

 

 

 

「オレは、佐伯稜、K大の1年です。」

 

やけに仰々しい挨拶に、二人ともふきだした。

 

 

それから、駅までの道のりを一緒に歩いた。

 

 

 

 

なんだろう、、、、
まだ、好きかどうかもわからない。
でも、なぜか
会うたびに、気になる存在になっていく、、、。
懐かしい感覚になる。

 

 

これは何なんだろう。。。

 

 

 

お互い不思議な気持ちで話していた。