L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

スマホを見つめながら、ちょっと落ち着きのない様子の梓。

 

その様子をいつものメンバーが見ていた。

 

「ちょっと!見た?何アレ??」

 

 

「何かイイ事あったんじゃない?」

 

 

「見た事ないよね、あんな梓。ちょっとキモっ!!」

 

言いたい放題の3人。

 

 

麗香が本心をつく。

 

 

「とうとうできたんじゃないの!?梓にも笑」

 

 

「え~っ!!マジ!?」

 

「そうだよね、なんか最近大人しくなっちゃったし。
えっ!!まさかだけど、花沢さんじゃないよね!?」

 

葵海が、触れられたくない部分を口にした。

 

 

「違うのっ!!ルイ君にはフラれたの、、、。」

 

さっきとは一転、表情が曇る梓。

 

 

「え~、じゃあ、誰??」

 

 

「パーティーで出会った、どこかの御曹司とか?笑」

 

 

「例の人気モデルとか??笑」

 

 

「どれも、違うってば!さらっと、元彼のことバラさないで!!」

 

 

「じゃあ、誰なのよ。教えなさい!幼馴染でしょ?」

 

3人が口を揃えて、梓に迫る。

 

 

「、、、、この間、会ったばっかなんだ。だから、好きとか、まだわかんないの。」

 

 

「へぇ~」

 

 

3人は顔を合わせ、
何か面白くなりそうね、
とクスクス笑った。