L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

黒塗りの高級車が、佐伯設計事務所の前に止まった。

 

家の、チャイムを鳴らす。

 

「ピンポーン」

 

「はい、はーい。ちょっと待っててくださいっ!」

 

インターホンの向こう側で、ドタバタしている様子がわかった、相変わらずだと、くすりと笑った。

 

「ゴメンなさいっ、お待たせしま、、、」

 

ドアを開けたまま、止まっていた。

 

 

「久しぶりだね、牧野」 

 

笑顔で語りかける。

 

 

「はっ、花沢るっ、、花沢類なのっ??」

 

 

目を丸くして、こちらを見ていた。

 

「えっ!?ど、どうして、ここに、、??」

 

 

「とりあえず、中で話さない?」

家の中を指して、にこりと笑う。

 

 

「どっ、どどどうぞ。」

 

まだ動揺しているつくしをして、

笑っていた類だった。