⑦
花沢類が帰った後、ぽつんと1人考え事をしているつくし。
「花沢類が、私の事を好きだった?。。。」
いつからだったんだろう。。。
あの頃は、もうアイツの事で頭がいっぱいになっていた。
自分の想いに、嘘がつけなかった。
でも、その想いを貫くことが許されなかった。
気持ちに、正直に生きたかった。。。
本当に、辛かった数年間のことは、
今もあまり覚えてはいない。
花沢類の気持ちにも、気づくことも答えることも出来なかった。。。
つくしは、一人で泣いていた。