L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

つくしは一人悩んでいた。 どうして、こんな事になってしまったのか。。。 稜には、別れるように言ったが、納得するハズが無い、、、 自分でも、どうしていいのか、わからなかった。 そして、考えた末に、花沢類に連絡をしていた。 「花沢類?あの、、牧野で…

「稜、ちょっといい??」 「ん、何??」 「あなたに、話しがあるの。」 深妙な顔つきのつくしを不思議に思いながら、稜は座った。 「母さん、今日来た道明寺さんとのお付き合いは賛成できないの、、、」 「えっ??何で?だって、あんなに会うの楽しみにし…

ピンポーン 佐伯家のインターホンが鳴った。 「はーい」 つくしが返事をしてドアを開けると、稜と女の子が立っていた。 「稜、おかえり。あら、こちらが例のお嬢さん??」 「うん。あっ、これがオレの母さん。」 「はじめまして。 今日は、お招きありがとう…

梓の誕生日パーティ当日。 場違いな雰囲気に、稜は戸惑っていた。 「こっち、こっち!」 梓が、遠くから手を振る。 梓の周りには、西門麗香、美作姉妹も揃っていた。 ドレスアップしている姿に、稜は少し怖気づいていた。 「今日は、招待してくれてありがと…

第7章①

「ねっ。今度、私の誕生日会があるんだけど、来てくれる??」 「えっ、誕生日?いつ?」 「12月28日」 「12月28日??」 「そうだけど、、、??都合悪かった?」 「いや、、、実はうちの母親も同じ誕生日なんだ。」 「えっ!?そうなの〜??スゴい、偶然…

司は、黙って玲人の話を聞いていた。 「それで?彼女とは?」 「それっきり、、、音信不通です。」 「それでいいの?」 「、、、、」 「彼女の事、本当に愛してたのか?? このまま、中途半端に気持ちを引きずったまま、先になんて進めないんだぞ。 君も、彼…

司は、ホテルのバーに玲人を呼び出していた。 「神崎君、今回の件、本当に申し訳ない。」 頭を下げた司に、玲人もビックリしていた。 「いやっ、その、やめて下さい。道明寺さん。 」 「今回の事は、梓のワガママでしかないんだ。 だから、君には本当に申し…

梓と稜は、水族館に来ていた。 「水族館なんて、久しぶりだな〜。梓は??」 突然、呼び捨てにされて戸惑う梓。 「え?梓は??水族館、結構来てた??」 「あっ、あの。。。名前、、、」 「名前?えっ?あ、そうか。ゴメン。ちゃん付けした方が良かった??…

「母さん、母さんが父さんとデートした場所って、どんなとこだった?」 唐突な質問に驚くつくし。 「なっ、何?急に。」 「いやさ、母さんと父さん達って、昔どんなとこでデートしたのかなって思っただけ。」 「何よ、急にそんな事聞いてくるかと思ったら。…

「梓、あんた、結婚の話断ったってホント??」 久しぶりに、西門麗香と美作七海&葵海と集まっていた。 「えっー!?だって、相手って神崎HDの神崎玲人だったでしょー!!」 「ちょっと、神崎玲人っていったら、イケメンじゃないっ!?勿体なーい!!」 美作…