L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

稜が社長室から出て行ったあと、類は再報告書に目を通した。

 

 

~佐伯つくしに関する報告書~
・佐伯つくし(旧姓 牧野つくし)
19××年12月28日 東京都出身 43歳
家族構成:父、母、弟、夫(渉、交通事故死)息子(稜)

 

英徳学園高等部を卒業後、○○建築設計事務所に就職。

 

2×××年、夫の渉が交通事故死

 

2×××年、○○建築設計事務所から独立する。

 

 

やっぱり、、、、。

 

 

牧野だった、、、、。

 

 

そうか、彼は、牧野の息子だったのか、、、、。


類は、迷った。

 

 

牧野自身が、F4達から距離を置いて、もう何年になるだろう。。。

 

 

今さら、牧野のつくってきた世界を壊したくない。。。

 

 

でも、牧野やその息子と直接関わりあう関係でなければ、何か力になれないか?

 

 

過去の想いを拭いきれない自分に腹が立つものの、手を差し伸べることを決めた類だった。