L'homme du destin 〜運命の人〜 花より男子二次小説

花より男子二次小説。漫画の展開からのタラレバ話を世代を超えてつくってみました。自己満足レベルなので、あしからず。

⑥憧れ

「類君っっ!!」

 

 

フロア中に響くその声に、

類は思わず振り向く。

 

 

「もう来たの??早いね」

 

「うん!だって、ルイ君に会いたくて

飛ばして来ちゃった!!」

 

 

美しい顔をクシャっとさせ、

くったくのない笑顔で笑う梓が立っていた。

 

 

 

 

「しばらく会わない間に、

ずいぶん大きくなったね。」

 

「そうなのっ!身長なんて、もう、

椿伯母サマと同じなんだからっ!!」

 

 

 

「そうなんだ笑」

 

 

梓の頭をクシャと撫でながら、

類も笑顔で笑った。

 

 

 

 

 

頭を撫でられた梓は、

顔を真っ赤にし、うつむいていた。